
こんにちは、はるぼーママです(^^)
子どもの通う幼稚園を決めるにあたって、「マンモス幼稚園と小規模幼稚園はどちらがいいのかなぁ」ということは誰でも一度は考えることですよね。
この度、長男がマンモス幼稚園を無事卒園しました。
母である私はその幼稚園が気に入りまして、次男も春から同じ幼稚園に入園します。
ということで、今日は、3年間通ったからこそ見えてきたマンモス幼稚園のメリット・デメリットをご紹介します。
目次
長男が通った幼稚園のスペック
まずはじめに、長男が通ったマンモス幼稚園のスペックをご紹介します。
- 4クラス 1学年120名以上 全園児400名弱のマンモス幼稚園
- お勉強系 (※英語・体操など。プリント学習はなし)
- 園バスあり
- 基本お弁当 (※仕出し弁当も注文可)
- 延長保育あり
- 保護者の参加は少ない
今時のよくある幼稚園です(^^)
マンモス幼稚園のメリット
では次に、子どもをマンモス幼稚園に通わせて感じたメリットをご紹介します。
色々な人間関係が学べる
様々な人間関係が学べるのがマンモス幼稚園のメリットだと感じました。
園内には400人近くの子ども達がいますので、合う子もいれば、合わない子もいます。
様々な性格や考え方の子がいます。
そのような環境の中、3年間過ごしたことで、人との関わり方や世の中の多様性などをしっかり学べたように感じます。
この春、長男はマンモス小学校に入学し、幼稚園以上に多様な人間関係の中にいます。
ですが、知らない子にも積極的に声をかけ、日々たくさんの友達を作っているようです。
幼稚園での経験がしっかり生かされているなと感じます。
カリキュラム・遊具などハード面が充実している
全てのマンモス園に当てはまるのか分かりませんが、カリキュラムや遊具などのハード面が充実している点も良かったです。
長男が通った幼稚園は、周辺の小~中規模幼稚園に比べて園庭が広く、複合遊具なども充実していました。
長男は、運動が苦手で、外遊びに連れ出すのも大変なくらいです。
ですが、そんな長男でも、幼児期に毎日しっかり運動する機会を持てたのは、複合遊具の充実した広い園庭を持つ幼稚園に通ったおかげです。
また、運動や勉強についても求められるレベルが非常に高く、努力が嫌いな長男は本当に苦労しました。
ですが、幼稚園のカリキュラムについていくために親子一緒に家で猛練習したことは良い思い出になりましたし、長男の自信にもなったようです。
また、一般的に入学直後は心身ともに疲れる時期だと思うのですが、長男は幼稚園で鍛えられたおかげか、特に荒れている様子も見られません。
むしろ、年長進級時の方が、最年長児としてのプレッシャーのせいか、大荒れで大変でした(-_-)
度胸がつく
マンモス幼稚園では、400人の前で自分の考えなどを発表する場面がありましたので、度胸がついたと感じます。
大人だって、たくさんの人の前で何かを話さなきゃいけない場面は緊張しますよね。
私は、保護者会で30名ほどのお母さんに向かって自己紹介するだけでドキドキなのに(+_+)
年少の頃から人前に立ってきた園児たちは、卒園式ではみんな本当に堂々たる姿で、とても立派でした。
今後、学校や社会に出たときにも、幼稚園で鍛えられた度胸を発揮して、リーダーシップを持って活躍してくれるんじゃないかなぁと期待しています(^^)
マンモス幼稚園のデメリット
つづいて、マンモス幼稚園に3年間通って感じたデメリットをご紹介します。
先生の質に差がある
マンモス幼稚園は先生の質に差があるのかなぁと感じました。
マンモス幼稚園は子ども達の数も多いですが、その分先生方もたくさんいます。
あれだけたくさんの先生がいれば、色々な先生がいます。
色々な先生というよりも、色々な時期の先生かな?
誰でもそうだとは思うのですが、仕事に対するモチベーションって一定ではありませんよね。
やる気に満ち溢れている新人時代。
仕事やプライベートがきつくて、仕事にあまり力が入らない時期。
退職したいなぁと思いつつ、なぁなぁな仕事をしてしまう時期。
またがんばろうと質の高い仕事を心掛けている時期。
先生方も一緒だと思うんです。
先生に対して、「あれ?これって本当に子どものことを考えた行動?自分の評価を気にしてない?」と感じたこともありました。
ですが、私は幼稚園の先生に対しては幼児教育についてしっかり学んできただけで充分だと考え、先生の質にはこだわっていませんでした。
幼稚園は社会を学ぶ場。
合う先生もいれば、合わない先生もいる。
尊敬できる先生もいれば、尊敬できない先生もいる。
公立の学校に上がれば、先生の質の差は顕著ですよね。
社会に出たら尚更。
幼稚園では様々な先生と関わり、その中でうまく折り合いをつけていく社会性を身につけてほしいと考えていました。
難ありの先生だったら、良い社会勉強。
親が「ん?」と感じても、子供がその先生と信頼関係を築けたらラッキー。
親子共々尊敬できる素晴らしい先生と出会えたら超ラッキー。
幸運なことに、長男は担任の先生ともその他の先生とも信頼関係を築き、素晴らしい幼稚園生活を送ることができました。
ところどころ「ん?」と思う言動はあっても、子ども達のことを大切に思ってくれている素晴らしい先生方に恵まれました。
幼稚園に求める最優先事項が先生の質なのであれば、マンモス幼稚園だとさらに見極めが必要かなと感じています。
よく聞くマンモス幼稚園のデメリットに思うこと
私が感じたマンモス幼稚園のデメリットは一点だけなのですが、その他にもマンモス幼稚園のデメリットとしてよく言われていることもありますよね。
ここからは、それらについて、実際にマンモス幼稚園に通わせてみて私が感じたことをお伝えします。
マンモス幼稚園では先生の目が行き届かない
「マンモス幼稚園では、先生の目が行き届かないのでは?」というのはよく言われることですよね。
私も長男入園前に少し悩みました。
ですが、実際に子どもを3年間通わせて感じたのは、「そんなことはない」でした。
マンモス幼稚園は子供の人数も多いですが、その分先生の人数も多いです。
マンモス幼稚園では先生の目が行き届かないということは起こりえないと思いました。
それどころか、あれだけ子どもがたくさんいたのに、担任以外の先生方も長男の名前や性格をしっかり把握していて、母である私や弟である次男の顔も覚えていることに驚きました。
保護者が出向く機会が少ない幼稚園でしたので、先生方の努力の賜物だと思います。
ですので、「マンモス幼稚園だと先生が子どものことをしっかり見てくれないんじゃないか」という心配は不要です(^^)
大人数でわっとなるのが怖い子はいるかも
ただ大人数でわっとなるのが怖い子はいるかもしれないなと感じました。
マンモス幼稚園は、大人数だからこそのダイナミックな園行事が魅力のひとつだとは思います。
が、園庭での自由保育のときなどは、その勢いがすごいです。
年少から年長までの子ども達が縦横無尽に園庭を走り回っていますので、その雰囲気が苦手な子は少なからずいるとは思います。
ただ、長男も入園当初は苦手な方ではありましたが、数か月経つとすっかり慣れてしまいました。
なので、大人数に慣れていないだけなのか、性格的に苦手なタイプなのかは見極めが必要かと思います。
が、一方で、小学校に上がると、2クラス編成の学校でも全校児童が400人弱、単クラスの学校でも200人弱います。
就学後のことも考えると、可能であれば親のフォローがしやすい幼児期に少しずつ大人数に慣らしていくことも考えた方がいいのかなとも思います。
まとめ
今回は、マンモス幼稚園に子どもを3年間通わせて感じたメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
幼稚園に求めるものは人それぞれだとは思いますが、守られた環境の中で社会を体験できるマンモス幼稚園が私は気に入っています。
この記事が、大切なお子様の幼稚園選びの一助になれたら嬉しいです。
以上、「【祝卒園】マンモス幼稚園に3年間通って分かったメリット・デメリット」でした!
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