こんにちは、はるぼーママです(^^)
私は1年ほど前に第三子を妊娠しましたが、帝王切開瘢痕部妊娠のため初期流産をしました。
今日は、私の帝王切開瘢痕部妊娠の体験記をご紹介します。
目次
待望の3人目妊娠!からの初めての初期流産
私が第三子を妊娠したのは、1年ほど前。
長男が4歳半で次男が1歳0か月の時でした。
つわりが軽かったことと少量の出血があったことは気になっていましたが、どちらも正常な妊娠でもありえること。
初期流産はよくあることというのは意識しつつも、問題なく出産までたどり着けるとほぼほぼ思っていました。
ですが、妊婦健診の際に7w5dほどで赤ちゃんの成長が止まっていることが分かりました。
この時点では、帝王切開瘢痕部妊娠であることは判明していません。
エコーでは、なかなか見つけにくいみたいですね。
流産の診断をした先生は、後日「赤ちゃんの形が歪んでいるように見えたが、流産のためかと思った」と言っていました。
詳しい妊娠経過は、こちらの記事に書いてあります。
皮肉なことですが、初期流産したことは私の体にとっては良かったんですね。
帝王切開瘢痕部妊娠は初期流産せずに妊娠継続してしまうと、抗がん剤での治療になるので、入院期間も長く、母体への負担も重くなります。
流産はとても辛いですが、抗がん剤で今生きている赤ちゃんの心臓を止めなければいけないことの方が何万倍も辛いことでしょう・・・。
掻爬手術後に帝王切開瘢痕部妊娠が判明!
帝王切開瘢痕部妊娠では掻爬手術はできません。
ですが、私は帝王切開瘢痕部妊娠だと分かっていなかったため、通常の初期流産と同じように個人病院で掻爬手術を受けました。
その際に出血が止まらなかったため、大学病院に緊急搬送され、そこで帝王切開瘢痕部妊娠であることが判明しました。
詳しい経過はこちらの記事にあります。
帝王切開瘢痕部妊娠の入院治療〜私の場合〜
私の場合、赤ちゃんはもう亡くなっていたため、抗がん剤での治療は必要ありませんでした。
ですが、妊娠ホルモン(hcg)の値が高かったため、まだ赤ちゃんがいる可能性があるということで、経過観察のための入院をしました。
当時は「いつになったら退院できるんだろう」と途方にくれましたが、結果的には七日間の入院でした。
退院時の妊娠ホルモン(hcg)の値は700でした。
(※市販の妊娠検査薬は50で陽性になります。)
帝王切開瘢痕部妊娠退院後の通院治療〜私の場合
その後、妊娠ホルモン(hcg)の値を見るため、1〜2か月ごとに大学病院に通いました。
退院から1か月後には20まで下がっていましたが、その後も一度だけ通院し、退院から4か月経って全ての治療が完了しました。
通院は、退院の2週間後、1か月後、4か月後の合計3回でした。
帝王切開瘢痕部妊娠後の妊娠について
次の妊娠については、入院中から難色を示されていました。
帝王切開瘢痕部妊娠は繰り返す可能性があります。
今回は運良く(とは言いたくないですが)初期流産しましたが、次また帝王切開瘢痕部妊娠になったら抗がん剤治療が必要になるかもしれません。
子宮の薄くなっている部分を厚くする手術をする場合もあるようですが、それでも絶対に大丈夫とは言い切れず、先生としては「3人目なのだから、何もそこまでリスクを負ってまで産まなくても・・・」ということのようでした。
1人目だから、3人目だからということは関係ない。
自分の命と引き換えにしてでも、新しい命をこの世に生み出したいと感じるのが母性なのに・・・。
と当時は歯がゆく感じました。
次男を出産後2年以上経って、理性優位になった今では、少しずつ考えも変わってきましたが・・・。
まとめ
今日は、私の帝王切開瘢痕部妊娠の経過をご紹介しましたが、いかがでしたか?
私は長男が逆子で帝王切開になったので、「私が逆子を直す努力をきちんとしなかったからだ」と今でも時々チクリと感じます。
でも、長男の逆子が直って自然分娩だったら、次男に会えていなかったかもしれないですよね。
「流産があったから、長男と次男が無事生まれてきたことが奇跡だと思えた」などときれいにまとめられればいいのですが、残念ながら流産後1年以上経った今でも完全に吹っ切ることはできていません。
流産した子と同じ月齢の赤ちゃんを見ては、「本当だったら、あの子も今頃こんなことができるようになっていたのかな」とこっそり涙する日々です。
初期流産は赤ちゃんの問題といいますが、帝王切開瘢痕部妊娠は完全に母体の問題ですもんね。
「着床の位置があと数ミリずれていたら・・・」と今でもうじうじしています。
でも、初期流産であっても子どもの死っていうのはそういうものなのかなとも思います。
墓場までこのモヤモヤした気持ちは持っていくんだろうな、と思います。
帝王切開瘢痕部妊娠が判明して辛い日々を過ごされている方には、がっかりな記事でごめんなさい。
でも、日々の幸せと悲しい気持ち・寂しい気持ちは共存できていますので、ご安心ください。
以上、「第三子は帝王切開瘢痕部妊娠で流産しました【妊娠発覚〜手術〜入院〜完治まで】」でした!