掻爬手術で子宮に穴があいた!?救急搬送されて、入院になったよ

先日、第3子初期流産のため掻爬手術(子宮内容除去手術)を受けてきました。


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当初の予定では個人病院で日帰り手術のはずだったのですが、子宮穿孔(手術操作によって子宮壁に穴をあけること)の疑いで大学病院へ緊急搬送され、大事になってしまいました。

結果的に貫通はしていなかったのですが、子宮壁に傷はついていて、今も入院中です。


今日はその記録です♪

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ほぼ順調に進んだかと感じた掻爬手術

術前にエコーでの最終確認がなかった

インターネットで調べてそういう病院もあることは事前に分かってはいたのですが、ちょっとびっくりしました。

別の病院でセカンドオピニオンを受けておいて、本当に良かったです。


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ほとんど痛くなかったラミセル♪

手術前の子宮口を広げる処置がとても痛いと聞いていたのですが、ほとんど痛くありませんでした。

少しだけチクチクしただけです。


私が使ったのは「ラミセル」というものでした。


先生は「リラックスしてちからを抜いていないと、痛くないものも痛くなってしまう」と言っていました。

できる限り全身のちからを抜いてみるといいかもしれません。


ラミセルを入れたあとは、陣痛のような軽いお腹の痛みを感じました。

静脈麻酔もよく効いた♪

手術直前の静脈麻酔(点滴による軽い全身麻酔)もよく効きました。

数をかぞえる間もなく、すぐに眠ってしまいました。

麻酔が切れて・・・「お腹が痛い!」

麻酔が切れて、看護師さんと少し会話をしました。

その時には手術は終わっていて、先生はいなかったような気がします。


というのも、この時はまだ意識がはっきりとはしていませんでした。


しばらくは、ぼーっとした頭でほぼ独り言のような会話をしたり、眠ったりを繰り返していたと思います。


ただ「お腹が痛い」と騒いだのは覚えています。

この腹痛が、子宮壁に傷がついた痛みだったのかもしれません。

手術が終わったはずなのに、騒がしい周囲

また何度目かの眠りから覚めました。

だいぶ意識ははっきりとしてきましたが、それでも完全に覚めたわけではありません。


周囲が騒がしくて、「手術が終わったら、数時間休んですぐ帰れるはずなのに、おかしいな」と感じました。

先生に何か説明をされた気がしますが、はっきりと覚えていません。


その後、なんだか分かりませんが痛い処置があったり、尿管を入れられたり、明らかにおかしいと気付きます。

それでも、麻酔が完全に抜けたわけではないので、「痛い痛い」と子供のように騒いでしまいました。

それに、余計なプライベートなこともベラベラ喋ってしまいました(^^;)

静脈麻酔、怖いですね〜(^^;)

子宮壁に穴が開いてる!?子宮を摘出する!?

その後、先生から「子宮壁に穴が開いた可能性があるから、これから大学病院へ緊急搬送する」との説明を受けました。

二度の帝王切開で、子宮壁がかなり薄くなっていたようです。


「もしかしたら子宮を摘出することになるかもしれない」とも言われました。

こういう時って意外と冷静で、「子宮がなくなるのは嫌だけど、これも運命だから仕方ないな〜」と感じていました。

大学病院へ緊急搬送

救急車に喜ぶ長男(笑)

その後、救急車に同乗するため、主人・長男・次男が個人病院に到着しました。

そして、担架で救急車に乗り込みます。

救急車に乗った長男は大喜びしていました(^^;)

検査のフルコース

大学病院に着くと、検査のフルコースでした。

MRI・CT・超音波など。

ベッドのまま、大学病院の中を動き回ります。

子宮壁に穴はあいてないみたい

様々な検査をしたところ、子宮穿孔(手術操作によって子宮壁に穴をあけること)はしていないことが分かりました。

少し引っ掻いて、出血してしまっていただけのようでした。


過去2回の帝王切開で子宮壁が薄くなってしまったところに着床してしまっていたようです。(「「帝王切開瘢痕部(はんこんぶ)妊娠」というそうです。)


初期流産は受精卵の問題と言いますが、今回は着床した場所が悪かったようです。

あと数ミリずれていたら、今もしっかり育っていたはずなのに・・・。

仕方のないことですが、やりきれない思いがします。

また静脈麻酔で処置ですか?

処置のため、掻爬手術前と同じように点滴で眠くなる薬を入れられました。

ただ今回は処置の途中で麻酔が切れてしまって、激痛!!

これは、静脈麻酔ではなかったのかな?

正直、バタバタでよく分かりませんでした。

かなりシュールな処置方法

で、子宮壁からの出血を止めるための処置をしてもらったのですが、これがかなりシュールでした。

脱脂綿を子宮に詰め込んで、その圧で止血するんです。

おもしろくないですかwww


2日目以降この子宮に詰め込んだ脱脂綿を交換するんですが、麻酔なしの処置なのでかなりの激痛でした!

脱脂綿が取れるまでは尿管入れたままです〜。

先の見えない入院生活

今もまだ入院中なのですが、退院の目処が立たず、結構ツライです・・・。

少なくとも1週間は入院することになりそうです。


救急搬送されてきた時は「子宮を取るかも」という話だったので、結果的に子宮は無事で、再手術の必要もなくて、ありがたい限りなのですが(^^;)

hcgの値がしっかり下がって、子宮壁の傷口が完全に塞がるまでは、退院できなさそうです。


子供たちの世話をするために、主人がずっと仕事を休んでるので、なかなか厳しいです(^^;)

入院がさらに長引くことも考えて、24時間託児可能な保育園の手配をそろそろしなければ〜。

それでも、やっぱり3人目が欲しい!

掻爬手術後2日間は「もう次の妊娠は諦めよう」と思っていました。

たくさんの人に迷惑をかけてしまったし、私自身もかなり痛い思い・怖い思いをしましたしね。

2度の帝王切開後の妊娠って本当にリスクが高いんだな〜と感じました。


ただ、私が今入院しているのは産科病棟・・・。

かわいい新生児の泣き声が聞こえてくるんですよ〜(T_T)


新生児のかわいい泣き声を聞いちゃうともうだめですね。

もう産みたくて産みたくてたまらなくなる。


病院の先生から次の妊娠の許可が出るかは分かりませんが。

4人産みたいとは言わないけど、せめてあと1人だけ産ませて〜と思います。

まとめ

掻爬手術(子宮内容除去手術)の前に子宮穿孔(手術操作によって子宮壁に穴をあけること)の説明は受けていましたが、まさかこんなことになるとは思っていなかったのでビックリしました(笑)

結構痛い思いもしたし、怖い思いもしました。


掻爬手術前にこんな記事を読んだら、怖くなっちゃうと思います。


でもね、安心してください。

痛いのなんて一瞬だし、すぐに忘れちゃいますから。


それ以上に妊娠って素晴らしい経験です(^^)

生まれてきたのが、新生児であっても、胎児であっても、それは変わりません。


無事37wまで育ててあげられなかったことは残念だし、手術や処置はすごく怖かったし痛かったし、それはまだ途中ですが、3人目の赤ちゃんと一緒に過ごした時間は、長男・次男妊娠時と同じくらいの宝物です(^^)


以上、「掻爬手術で子宮に穴があいた!?救急搬送されて、入院になったよ」でした♪

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