小学1年生の子どもに『走れメロス』の音読は可能なのか?【齋藤孝のこくご教科書 小学1年生】

こんにちは、小1&年少の男の子育児中のはるぼーママです(^^)

先日、小学校の音読の宿題のために「齋藤孝のこくご教科書 小学1年生」を購入したという記事を書きました。

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そのときにも少し触れたのですが、この本は、幅広いジャンルの文章に触れられるというメリットがある一方で、抜粋といえど小説の文章が長めで、子どもが音読を嫌がるのではないかと心配していました。

この本に掲載されているのは、小説といっても小学校の教科書に載っているような子ども受けする楽しい物語ではなく、太宰治や芥川龍之介など難解なものが多いからです。

なので、長男が小説の音読をするのはまだまだ先のことだと思っていたのですが、購入翌日に早速「走れメロス」を音読する機会がありましたので、今日はそのときのことについて書こうと思います。

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長男が選ぶのは難解な文章ばかり・・・orz

本書を購入した当日に長男が音読したのは福沢諭吉の「学問のすすめ」でしたが、その翌日に音読したのは太宰治の「走れメロス」でした。

私としては「馴染みのある文体で書かれているもっと簡単な文章の方がいいのでは?」と思っていたのですが、どちらも長男が選びました。

太宰治の書く文章は、内容も文体もなんとなく重苦しく、私は積極的に読みたい気持ちにはならないのですが、子どもにとっては魅力的なんでしょうか。

「走れメロス」は抜粋ですが全部で18ページ、音読の目標タイムが10分ということだったので、「きっと長男は途中で嫌になるだろうな」と思いつつ、音読をスタートさせました。

「走れメロス」を音読する長男の様子

長男は、小学校の教科書や幼児向けの絵本であれば、初見でもスラスラと、さらに気持ちを込めて音読できます。

ですが、「学問のすすめ」と同じように「走れメロス」の音読は苦戦していました。

馴染みのない文体ですし、「セリヌンティウス」「フィロストラトス」など登場人物の名前を読むだけでも結構大変ですよね(^^;)

「邪知暴虐(じゃちぼうぎゃく)」「反駁(はんばく)」などの知らない言葉はつっかえつっかえ、ですがセリフの部分はしっかり感情を込めて、なんとか読んでいました。

読み間違いや飛ばし読みをしていることもありましたが、今回は特に指摘しませんでした。

また、長男に頼まれて、1ページだけ私が音読することもありました。

「走れメロス」の音読は大人にとっても結構難しく、子どもにかっこ悪いところは見せられないとかなり必死に読みました(^^;)

私が音読しているのを聞いてコツを掴んだのか、そのあとは比較的スムーズに音読できるようになりました。

何度も同じ文章を音読したわけではないのに、最初の頃と最後の方では音読の上手さが全然違いました。

文体に慣れてきたからでしょうか。

小学1年生でも難解な文章が読める!?

やはり文章が長くて大変そうだったので、途中で「最後まで読まなくてもいいんだよ」「そろそろママが読もうか?」と何度か声かけをしたのですが、結局私が読んだ1ページ以外は全て長男が音読しました。

子どもが読むには残虐な話かなとは思うのですが、「音読が難しくて長くて大変だ」という気持ちよりも、「早く物語の続きが知りたい」という気持ちの方が強かったようです。

あとは、これまでの苦労の甲斐があって(涙)、長男は「自分は勉強が得意なんだ」という意識も強いので、「難しいけど、自分にならできる!」という自信もあったんだと思います。

言葉の意味が分からないまま音読していることも多かったとは思いますが、難解な言葉に触れること、日本語のリズムを身体に染み込ませることもとても大切なことだと思いますので、わざわざ辞書をひかせたりはしませんでした。

言葉には、ワークよりも、文脈のなかで出会う方がずっとずっといいと思います。

いつか長男が成長して、「走れメロスに書いてあったあの言葉は、こういう意味だったんだ!」と感じる機会が来るといいですね(^^)

タイムは計っていなかったので分かりませんが、おそらく10分以上かかって、全ての音読を終えました。

まとめ

今日は、長男が「齋藤孝のこくご教科書 小学1年生」に載っている「走れメロス」の音読をしたときの様子をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「こんなに長い文章を、小学1年生が音読するなんて無理だろう」と思っていましたが、意外と大丈夫でした。

いつまでも幼い子どもだと感じていましたが、いつの間にかこんなに成長していたんですね。

さすがに「走れメロス」の全文を音読するのは難しいとは思いますが、黙読だったら、もしかしたら本好きの小学1年生であれば可能なのかもしれません。

長男は文章を読むのが大好きなので、これからもたくさんの良質なテキストに出会い、語彙力や感性を高めていってほしいなと思います。

少しでも、参考にしていただけると嬉しいです。

以上、「小学1年生の子どもに『走れメロス』の音読は可能なのか?【齋藤孝のこくご教科書 小学1年生】」でした!