低学年に中学受験対策の難問・応用問題集は必要なのか

こんにちは、小1&年少の男の子育児中のはるぼーママです。

ここ数日、小1の長男に難問系の問題集をやらせるべきかどうか悩んでいました。

というのも、長男が「難しい試験を受ける中学校に行きたい」とずっと言っているから。

長男の今の夢は「東大の農学部に入って、(ついでに東大レゴ部で巨大パックマンを作って、)昆虫の研究家になること」なんだそうですが、頭が良くて意識が高い子どもたちが集まる中学校にも興味があるようです。

(もちろん、東大農学部だったら昆虫の研究ができること、東大にはレゴ部があること、試験に合格しないと入学できない中学校があることは私が教えました。)

もちろん私も子どもたちにより良い環境を与えられる中学受験には興味はあるのですが、ただ中学受験ってすごくお金がかかるんですよね・・・。

我が家は経済的に余裕のないサラリーマン家庭ですし、息子二人が私立理系に進んだときのことを考えると、私立中受験はなかなか難しいかなと思っています。

都立中高一貫のみ受験という選択肢もありますが、都立は一校しか受験できませんし、都立で採用されている適正検査は対策も立てにくく、不合格だったときの長男のメンタル面を考えると、なかなか踏み切れません。

また、私立の特待生を狙うという方法もありますが、6年間好成績を維持し続けなければいけないというのは精神的にかなり厳しいのではないでしょうか。

長男には、「お友だちのなかには、塾に行ったり、お金のかかる中学校に行く子もいるかもしれないけど、うちは塾やお金のかかる中学校は無理だよ。それでも難しい中学校に行きたいんだったら、都立に行くか、私立の特待生になるしかないよ。都立は一校しか受けられないし、試験内容も変わってるから、合格しないかもしれないよ。私立の特待生になるためにはすごく勉強しなきゃいけないし、中学校に入ってからもずっといい成績じゃないといけないよ。」と説明しています。

長男は「それでもいい。行きたい。」と言っていますが、小1男子の言うことなので、どこまで分かっているのやら・・・。(まぁ、全く分かっていないでしょう・・・。)

中学受験をさせる意志がほぼないのに中学受験の存在を安易に教えてしまった私が悪いですし、今の長男の夢も来年には変わっていることでしょう。

でも、万が一、高学年になったときにも、長男に中学受験の意志があったとしたら、今の学習ペースでは手遅れになること間違いなしです。

だったら、低学年の今から、難問系の問題集にも取り組ませて、全国模試も受けさせるべきなのかと悩み始めてしまいました。

それで、評判の高い難問系の問題集を見てみたり、様々な中学受験ブログを読み漁り、出した結論は・・・。

「長男には、低学年の間は難問系の問題集はやらせない」です。

低学年の子どもに難問系の問題集をやらせる目的は、深くじっくり考える機会を与えるということなのかなと感じました。

だったら、今はまだ実生活のなかで深くじっくり考える機会を持つことを第一に考えたいです。

また、低学年のうちから国語の読解問題に取り組ませることにも抵抗があります。

良質な文には触れてほしいですが、今はまだ感覚的に受け取ってほしいなぁと思っています。

長男は変わった子なので、勉強は絶対にできる必要があるとは考えていますが、精神的に自立した幸せな人生を歩んでほしいということが母としてのいちばんの願いです。

甘いですよね(^^;)

長男は地頭が良いタイプでもないので、こんなんじゃ私立の特待生なんか無理だろうなぁ・・・。(東京都下なので、偏差値55プラス15で70くらいを考えています。)

来年度は作文の通信教育を受講する予定なので、そこで思考力や表現力をしっかり鍛えていけたらなぁと思っています。

まぁ、でも、そもそも長男に家庭学習を取り組ませ始めた動機は「自分は勉強が得意なんだ、と思ってほしい(それで自信をつけて、勉強が好きになって、自発的に勉強するようになって、本当に得意になってほしい)」だったので、もうすでにいちばんの目的は達成できてるんですよね・・・。

長男は、自分は最難関の大学に入れると思ってるんですから。

ま、自発的に勉強するところまではいっていませんがね(^^;)