
こんにちは、小1&年少の男の子育児中のはるぼーママです(^^)
ヨコミネ式で有名な横峯吉文さんの「男の子が本気でやる気を出す育て方」を読みました。
あなたは、ヨコミネ式にどんなイメージを持っていますか?
私は、正直に言うと、少し苦手です・・・。
私が初めてヨコミネ式を知ったのは、長男がまだ1歳前後のこと。
保育園探しをしていた時に、たまたま見学したのがヨコミネ式の保育園でした。
壁にはかけっこの順位や跳べた跳び箱の段数が張り出され、運動会のかけっこの練習では「いちばんになりたいか~!?」と先生が発破をかけている・・・。
当時知育に全く興味のなかった私は、先生方の説明が頭に入らないほど衝撃を受けました。
「絶対にこの保育園に入れたい!」というママ友もたくさんいましたし、実際近所では人気な保育園のようですが、私は「かけっこや跳び箱の結果がそんなに大事なの?」「できない子は辛いんじゃないの?」と感じ、「大切な我が子をこんな保育園には絶対に入れたくない!」と思っていました。
今回、本書を読んでみて、「やっぱりヨコミネ式は素晴らしい!子ども達にヨコミネ式を経験させたい!」とは思いませんでしたが、子どもをひとりの人間として尊重する大切さを改めて感じました。
「子どもにガミガミ怒ってばかり・・・」「どんな声かけをしたら、子どもは自分から動いてくれるのかしら?」という方におすすめです。
どんな本なのか?
著者の横峯吉文さんは、いくつかの保育園を経営するヨコミネ式教育法の発案者です。
また、女子プロゴルファー横峯さくらさんの父・横峯良郎さんは、実の弟だそうです。
ヨコミネ式というと、「幼稚園児が逆立ち歩き!」「5歳で漢字の読み書き!」などセンセーショナルな内容を思い浮かべる方も多いかと思いますが、「全ての子どもが天才である。ダメな子なんて一人もいない。」という理念のもと、「自ら学ぼうとする力」に注力した教育法だそうです。
本書では、男の子の性質とその性質を利用した男の子をやる気にさせる具体的な方法が述べられています。
こういった本はよくありますが、本書はきれいごとなしで書かれているので、ハードルは高いですが実践したらきちんと結果がついてきそうです。
子どもが挑戦したくてたまらなくなる仕掛け
子どもに宿題など何かをさせたい時に、あなたはどんな働きかけをしていますか?
軽く声をかけて、あとは放っておく?
褒めておだてて、やる気にさせる?
私は・・・「早く○○しなさい!」とガミガミ怒っています(^^;)
本書では、男の子の性質をきちんと理解して、子どもがイヤでも本気になり、挑戦したくてたまらなくなる仕掛けをすることを提案しています。
それは、絶対そう。間違いなくそう。
分かってはいるんだけど~~~~~!!!
今楽してガミガミ怒ってると、思春期の時に何万倍も大変になって返ってくるんだろうな(^^;)
褒めるのではなく、認める
子どもが理想通りの結果が出せなかった時、変に慰めてしまったりしていませんか?
私は・・・慰めています(^^;)
子どもをひとりの自立した人間として尊重することの大切さと難しさを痛感します。
努力の結果のあらわれかた
毎日努力を続けていても、結果が目に見えて分からないと、辛くなってしまいますよね。
子どもの勉強もそうですし、自分の仕事もそうです。
本書に努力の結果のあらわれかたが書いてあったのですが、たしかにそのとおりだなと感じました。
その日を信じて、毎日コツコツと努力を続けます。
10歳までに何ができるか
長男は今6歳。
私がここまで深く子どもに関われるタイムリミットはあと3年ほどです。
それまでに何ができるか。何をすべきなのか。
優先順位をしっかりつけて取り組んでいきたいと思います。
まとめ
今日は、ヨコミネ式で有名な横峯吉文さんの「男の子が本気でやる気を出す育て方」のレビューをお送りしましたが、いかがでしたか?
子どもは親とは違う人格を持つひとりの自立した人間である。
分かっているつもりではありますが、それを普段の言動で示すのはとても難しいことですね。
「子どもにガミガミ怒ってばかり・・・」「どんな声かけをしたら、子どもは自分から動いてくれるのかしら?」という方は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか(^^)
以上、「ヨコミネ式横峯吉文『男の子が本気でやる気を出す育て方』【読書記録・レビュー】」でした!